来年の4月からはいよいよ社会人。
「自分でお金を稼いで好きなものをいっぱい買うぞー!」
と、ワクワクしている人も多いのではないでしょうか。
でも、社会人になるといったいいくらぐらいお給料を貰えるのでしょうか。
今日は新卒の平均月収や年収など、新卒のお給料事情についてお伝えしていきます。
新卒の平均月収
令和3年に厚生労働省がおこなった「賃金構造基本統計調査」によると新卒社会人の平均給料22.5万円です。
大学院生だと25.4万円
高専・短大生だと20万円
高卒だと18万円という結果になっています。
4年生大学を卒業予定の方であれば、22.5万円が目安になります。
新卒の夏のボーナスはいくら?
一般的にボーナスは6月と12月に出る企業が多いですが、4月で新卒で入社したあなたに夏のボーナスがいきなり沢山払われる事はほぼありません。
寸志として数万円支給される場合もありますが、0円の企業も多いです。
基本的にボーナスは、支給される前の半年間の実績に対して支給額が決まるため、入社間もない新入社員には払われない事が多いのです。
それでもいきなり6月からボーナスをもらえたらラッキーだと思いましょう。
そんな中、こんな調査結果もあったので朗報です。
参労総合研究所の調査によると、新入社員に対して「何らかの夏季賞与を支給する」企業は全体の8割を超え、83.0%。
夏季賞与・一時金の平均支給額は、大学卒で89,334円、高校卒で73,848円。
入社後の6月に約9万円のボーナスを支給する企業が8割もあるという結果に。
あなたが入社する企業は夏のボーナスがあるのでしょうか。
新卒の冬のボーナスはいくら?
では冬のボーナスはいくらもらえるのでしょうか。
前述した通り、基本的にボーナスは、支給される前の半年間の実績に対して支給額が決まります。
入社1年目の新入社員が最初の1年目からバリバリ成果を出すのはなかなか難しいのが実情です。
営業であればお給料以上の売上・粗利を稼いでいればいいのですが、なかなか難しいのが現実です。
ですので、冬のボーナスは給料●ヵ月分というよりは、一律で10万円程度を支給する企業が多いです。
多く支払う企業でも、月給2ヵ月程度が限度のようです。
新卒の平均年収
平均月収が22.5万円ですので、1年間では月収22.5万円×12ヵ月で270万円。
ボーナスが出る企業であれば、夏のボーナスが9万円前後、冬のボーナスが最大で2か月分という事なので、ボーナスの合計は9万円+45万円で54万円。
つまり新卒の平均年収は270万円~324万円。
新卒の平均年収が300万円前後と言われるのはこういった計算からです。
新卒の平均年収は約300万円。
そんな風に覚えておくとよいでしょう。
新卒の手取り年収は?
年収300万円の人は実際にいくらぐらい手元に残るものなのでしょうか。
今まで話してきた年収300万円と言うのは額面と呼ばれる金額。
実際にここから各種税金が引かれてあなたの手元に残る金額はいくらぐらいになるのでしょうか。
【主な税金】 健康保険料 厚生年金保険料 雇用保険料 所得税 住民税
細かく言うと入社1年目は住民税が引かれなかったりする(前年の収入に応じて税率が決まるので2年目から住民税がかかります)のですが、ざっくり言うと額面の20%ぐらいが税金で徴収されます。
つまり、あなたの手元に残る金額は年収300万円であれば300万円×0.8=240万円程度と覚えておくとよいでしょう。
そうです。
月曜日~金曜日まで週5日間働いたとしてもそのうち1日分は国や地方に徴収されてしまうんです。
まぁでもこうやって国が成り立っています。
警察や消防が全国各地に配備され、病院に行っても3割負担で治療が受けられ、あなたが毎日平和に健康に暮らせるのも、先輩社会人たちが毎日一生懸命働いて税金を納めているから成り立っているのです。
今までは養ってもらう方の立場でしたが、これからは税金を払って国や国民を支えていく立場になりますので一緒に頑張っていきましょうね。
新卒の平均年収【まとめ】
今日は新卒の平均年収についてお伝えしました。
4年制大学を卒業すると初任給は22.5万円が平均。
年収にすると270万円~324万円。
年収は300万円前後が平均値。
そして手取りは240万円前後という事が分かりました。
でもこれはあくまで平均値。
初任給がものすごい高い会社も世の中には存在します。
新入社員の初任給が高い企業ランキングについてはこちらの記事から確認できます。
今日のあなたへの質問
「年に240万円お金を稼げるようになったら、何に使いたいですか?」
今日の情報があなたの就職活動に少しでも役立ってくれたら嬉しいです。
それでは今日も就職活動、頑張ってください!
新卒の時だけではなく、今後、サラリーマンを続けていくとどれぐらい稼げるのか?
興味のある人は是非こちらの記事もご覧ください。
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