面白い面接での質問ベスト10【先輩就活生が実際に聞かれた質問】

就活での面白い質問 就活のやり方

就活で避けて通れないのが面接。

普段から自分の意見や考えを周りの人に伝えるのが苦手な人にとっては苦痛以外の何物でもないというのが本音の人もいるでしょうが、ほとんどの企業の採用活動において面接は必須です。

面接が苦手苦手となんの対策もしていないと、多くの企業の内定をゲットするのは難しいでしょう。

今日は実際の面接であった面白い質問についてまとめていきます。

「えっ!そんな事聞く会社もあるの?」と、驚きの質問もありますが、是非楽しんで最後まで見てくださいね。

面接2つのタイプ

対面面接

そもそも面接とはなんなのでしょうか。

広辞苑で面接を調べると『直接その人に会うこと。特に人柄や能力を知るために、その人に直接会って試問・助言などをすること。』

と、書いてあります。

面と向かって接する事を指すので実際に対面で会って色んな質問をしたりアドバイスをしたりする事を指します。

本当にこの人を採用して大丈夫か?

これまでどんな事をして生きてきた人なのか?

将来どんな事をしたいと思っている人なのか?

色んな質問をしながらその人の人となりや能力を確認するのが一般的な面接の定義と言えるでしょう。

 

オンライン面接

新型コロナウイルスの影響で一気に一般的になってきたのがオンライン面接という方式です。

ZoomやTeams,GoogleMeetなどのオンライン会議システムを利用し、離れた場所でPCやスマートフォンを使ってオンラインを通じた面接をする方法です。

実際に会ってはいませんが、技術の発達により、実際に会う時とほぼ同じようなやりとりができます。

パンデミックの前はかなり抵抗があり「実際に会ってみないと分からない」という意見が大半でしたが、人間とは慣れるもので、コロナの後はすっかり一般的な方法に。

面接される側も、わざわざ時間と交通費を使って会社に行く必要もないのでとてもフランクに面接を受ける事ができるようになりました。

 

面白い面接の質問ベスト10

では、そんな面接で実際にあった面白い質問について調べてみましたので、ランキング形式で発表したいと思います。

第10位 100万円もらったら何に使うか?

第10位は『100万円もらったら何に使うか?』です。

何に使いたいですか?

貯金ですか?

キャバクラに行って豪遊したいですか?

家族に恩返しするために旅行や食事に連れていってあげますか?

普段からそんなことを妄想しておかないとなかなかパッとは答えられない質問かと思います。

100万円だったら?

1000万円だったら?

宝くじで1億円だったら?

ロト6で、3億円当たったら?

ここで、答えあぐねていてはコミュニケーション能力に難ありと思われてしまいます。

普段から思いっきり妄想を膨らませて、沢山お金をもらった時の使い道について考えておくとよいでしょう。

 

第9位 あなたを色で表すと何色ですか?

第9位は『あなたを色で表すと何色ですか?』です。

何色って言われましても・・・。

こちらの質問ももちろん色だけ答えれば良い訳ではありません。

青色だと思います。なぜならば…、

の、なぜの部分が大切です。

「いつも周りを見守っている太陽みたいな人だと言われるので色のイメージで言うとオレンジ色だと思います。」

とか、

「茶色です。いつもお肉ばっかり食べてるので。お昼のお弁当もいつも肉ばかりで茶色すぎてみんなに笑われてます(笑)」

とか、笑いを誘ってみるのもよいかもしれません。

就活生の何を知りたくてこの質問をするのか分からない質問ではありますが、こういった無茶な質問に対して臨機応変に対応できるか、とっさの瞬発力や発想の柔軟性をみたいための質問かと思います。

簡単に諦めずに何か捻りだしてみましょう。

 

第8位 最近腹が立った事はなんですか?

第8位は「最近腹が立った事はなんですか?」という質問です。

最近怒った事はなんですか?

人間なので感情に左右されてしまう日も少なからずありますが、仕事をする上で感情のコントロールはマストとも言えます。

どんな事で怒ったり腹を立てたりする人なのか。

その人の人となりがなんとなく分かる質問です。

あまりにも些細な事で腹を立ててる人だと思われるとマイナスの印象なので回答が難しいですが、友達とのやりとりや両親・兄弟とのやりとり、先生とのやりとりで腹を立てた事はないですか?

その辺りのエピソードも整理しておくとよいですね。

 

第7位 あなたを採用するメリットを教えてください

第7位は「あなたを採用するメリットを教えてください」です。

これは、はっきり言って自己PR・志望動機を聞くための質問です。

自己PRや志望動機は面接をする上で用意しているものかと思いますので、自己PRや志望動機の話に上手く繋げていきましょう。

最終的には自分はこういう人間で、こんな事ができます。だから御社が私を採用するとこんなメリットがありますという構文で伝えていく必要があります。

「メリットって言われましても…。」と、思うかもしれませんが、そもそもメリットがなければ企業はあなたを雇いません。

企業にとってあなたを雇うメリットは?

このあたりも改めてまとめておくとよいかと思います。

 

第6位 総理大臣になれるとしたら何をしますか?

第6位は「総理大臣になれるとしたら何をしますか?」という質問です。

「そんな事考えた事もなかった!」という人が多いかと思いますが、もしあなたが将来一国の代表になったとしたらどんな事がやってみたいですか?

今の日本が抱える問題はなんでしょうか?

少子化・出生率の低下でしょうか。

人口削減でしょうか。

長時間労働・ブラック企業問題でしょうか。

どんな問題を解決していきたいですか?

総理大臣になったつもりでこの国の事を考えてみると、今までの思考の枠組みが一気に広がります。

自由な発想で色々妄想してみましょう。

 

第5位 弊社にアドバイスをお願いします

第5位は「弊社にアドバイスをお願いします」です。

この質問は企業研究をどれぐらいしてきている学生かが見られる質問です。

しっかりと受験する企業の業界や業務内容を理解していないと答えられないので、多くの学生が振り落とされる質問です。

適当な回答では、準備してこなかった学生だなという印象を持たれてしまうので、少なくともHPやリクナビマイナビに掲載している情報はしっかり読み込みどんな事を仕事にしている企業なのか、事前の準備をしてみましょう。

自分が、この会社の社長になったとしたらどんな改革をするか?そんな発想を持ちながら企業のホームページを読み込んでいくのもおすすめです。

 

第4位 自分にキャッチコピーをつけてください

『丸くなるな、★星になれ。サッポロビール』

『水と生きる SUNTORY』

『地図に残る仕事。大成建設』

などなど、キャッチコピーをうまく使って企業認知度を高めている会社も多いです。

どんなキャッチコピーを付けたら消費者や学生からの認知度が上がるでしょうか。

ブランディングの領域になってきますが、各企業のキャッチコピーを考えてみるのも面白いですね。

「御社が強みにしている部分を教えてもらってもいいでしょうか?」

「今はどんな特徴を学生にPRしている事が多いですか?」

「過去に御社に入社した方は御社のどんなところに惹かれて入社しました!という方が多いですか?」

といった逆質問をして、企業の魅力を引き出すのもありです。

ホームページに書いてあるような事ばかりを質問してしまうと準備不足な印象を与えてしまいますが、上記のようなネット上では知りえない情報であれば質問は全然OKです。

「分かりました。考えてみますが、先にいくつかご質問させて頂いてもよろしいでしょうか?」

と、前置きしてから面接官に色々質問してみましょう。

 

第3位 最後の晩餐は誰と何を食べたいと思いますか?

いよいよベスト3の発表です。

第3位は「最後の晩餐は誰と何を食べたいと思いますか?」です。

誰と食べたいか?何を食べたいか?

価値観を見るような質問かと思います。

明日地球が滅びるとしたら誰と何を食べたいですかね?

考えた事もないような質問ですが、実際何が食べたいですかね?

お寿司ですか?お肉ですか?イタリア料理?中華料理?

どんな場所で、誰と一緒に食べたら悔いなくあの世にいけるでしょうか。

そんな想像を掻き立てられる質問です。

 

第2位 明日死ぬとしたら何に後悔しますか?

第2位は「明日死ぬとしたら何に後悔しますか?」です。

第3位と同じく、今日が最後だったらどんな事したい?といった死を意識するような質問です。

普段、あまり死ぬことを身近に意識する事はないかと思いますが、これを機に色々考えてみるのもよいと思います。

後悔する事が『両親と仲直りする』といった今日これからでもチャレンジできそうな事だったら、今すぐやってみるのもありですね。

阪神大震災で神戸市内で死んだ人は4,571人、また、東日本大震災では22,215人の人が亡くなりました。

死は遠いようで、ある日突然やってくる事もあります。

後悔しない生き方をするために、普段どんな事を考えながら生きているのか?

そういったあなたの価値観を聞くための質問です。

 

第1位 あなたをおでんの具に例えると?

最後、第1位は「あなたをおでんの具に例えると?」です。

この質問を初めて聞いた時は衝撃的でした。

「いや、それ聞いて何を判断すんねんっ!」

と、思わず突っ込みたくなる質問ですし、人によっては怒ってしまう人もいるのではないかという質問です。

しかしここは面接の場。

感情を露わにして、怒っているようでは社会人として不適合者の烙印を押されてしまいます。

まずはおでんの具に何があったから考えてみて、どの具だったらその後なにかしらのトークができそうか考えてみましょう。

「大根ですかね。周りの意見を沢山吸収していい味出せる人間だと思います。」

「一見目立たないじゃないですか、白いし、大根っておでんの中でちゃんと仕事してるのかな?って思う人もいると思うんですね。」

「ただ、一口食べてみると、味もしみてるし、コイツ結構ええ仕事しとるやないか!?って思う人多いと思うんですよ。」

「私はそういう人間なんでおでんの具で言うと大根かと思います。」

僕だったらこんな感じですかね。

あなただったらどんなおでんの具トークを披露しますか?

面接のトレーニングだと思って是非、考えてみてくださいね。

 

面白い面接の質問まとめ

面白い面接の質問と題して、様々な質問を見てきましたが、あなたはどの質問が一番印象に残りましたか?

大別すると、

①企業研究をしっかりしてないと答えられない質問
②自由な発想で考える質問

の2つに、分けられるかと思います。

どれも、答えがある訳ではないので、瞬発力や発想力、臨機応変なコミュニケーションがとれるかなどを見られていると追って間違いないでしょう。

別に正解を求めている訳じゃないので、あんまり考え込んでもしょうがないです。

その場で思いついた考えを素直に答えてみるとよいでしょう。

時間稼ぎのためのトークとしては、

「おでんの具ですか?」

「それはまた面白い質問ですね。」

「おでんの具ですかぁ…。」

「ちょっと10秒ぐらいしか考えさせてもらっていいですか?ちゃんと答えてみたいので。」

これで、正味10~20秒ぐらいは稼げると思いますので、その間に頭をフル回転させて回答を考えてみましょう。

無言で10秒~20秒間を空けてしまうのはNGなので、何かしゃべりながら時間を稼いでくださいね。

今日見てきた10個の質問に対する自分なりの答えを考えて、ひとりで話してみるだけでもトレーニングになりますし、気の合う友人がいれば、お互いに面接官役と学生役で受け答えをしてみてもよいでしょう。

とにかく面接は普段どれぐらい考えているか、練習や実践を何回こなしてるかで結果が変わってきますので、いろんな質問に対する自分なりの考えをまとめてみましょう。

今日のあなたへの質問

「あなたをおでんの具に例えるとなんですか?」

それでは今日も就職活動、頑張ってください!

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