Offer box(オファーボックス)で辞退は失礼?【承認後の辞退メール例文を紹介】

オファボで辞退 逆求人サイト

プロフィールを登録しておけば、企業からオファーメールが送られてくるオファーボックス(Offer box)。

オファーメールを承認した後に、辞退するのは失礼な事なのでしょうか。

今日は、オファーボックスでの選考中の企業に対して、辞退してもいいのか、辞退する際はどんな理由でどんなメールを送ればいいのかについて解説していきます。

オファーボックスで承認後に辞退してもいいの?

「オファーボックスでオファーをもらって、承認した後に辞退してもいいのでしょうか?」

『せっかくオファーをもらったのに…。』

『一度承認ボタンを押してるのに…。』

色んな気持ちが沸き上がるかもしれませんが、答えはOKです。

辞退しても全く問題ありません。

実際のところ企業はあなただけではなく複数の学生さんにオファーメールを送っています。

企業側は1人を採用するために、40名のエントリー枠をもらっており、エントリー枠が埋まるまで、何人にでもオファーメールを送れる仕組みになっています。

多くの企業は、最終的にはオファーを承諾してくれた40人の中から1人が採用できればいいという考え方なので、あなた一人が辞退したからといって何の問題もないのです。

逆に言うと、いつでも辞退はできるので、気になった企業からのオファーであればまずは気軽に承諾してしまって問題ありません。

オファーボックスの開封率・承認率は?

オファーボックスから送られたオファーメールの開封率は87%。

承認率は27%というデータがあります。

100人にメールを送ると87人がメールを見てくれて、27人がオファーを承認してくれるというわけです。

学生さんは初期段階では6社しか承認する事はできません。

写真やプロフィールの登録・適性検査の受検などを進めていくと最大15社まで承認が可能ですが、承認できる企業数には制限があります。

そのため、初期段階で承認した企業でも他に承認したい企業からのオファーをもらった場合は、承認を取り消し辞退するしかありません。

辞退するとその分の枠が使えるようになるからです。

そのため、一度承認した企業でも辞退する学生は沢山いるのでご安心ください。

オファーボックスでオファーを取り消された!?

逆に企業側からオファーを取り消される事もあります。

企業側は1人採用するために40名のエントリー枠をi-plug社からもらう事ができます。

まず40名に対しオファーのメールを送ります。

承認率20%だとすると、8名の人が承認してくれます。

また、辞退率が30%だとすると、12名の人が辞退をします。

辞退してくれた12名分のオファーメールの権利は企業側に戻ってくるのですが、反応のない残りの20名分のオファーの権利は企業側に戻ってきません。

そのため、しばらく経っても反応がない20名分に関して企業側はオファー取り消しという処理をします。

そうすると20名分のオファーメールの権利も戻ってくるので、企業は辞退者分と合わせて32名分のオファーメールを再度配信する事ができるのです。

こういった仕組みになっているため、オファーボックスでオファーがあっても承諾するか辞退するかなかなか決められずにいると、企業側からオファー取り消しをされる事がありますのでご注意ください。

オファーボックスでのよくある辞退理由

選考の辞退理由は様々です。

就活はよく結婚に例えられますが、結婚であれば、

「性格がなんとなく合わなかった」

「笑いのツボが違った」

「大切に思っている事にズレがあった」

などが理由に挙げられるでしょう。

オファーボックスでの就活でも、企業とやりとりしたり、インターンや説明会・選考に参加して「なんかこの企業は違うなぁ。」と感じる事もあるでしょう。

「仕事内容や条件が思っていたのと違った」

「面接官や説明会で話す人事担当の雰囲気が自分とは合わないと感じた」

「もっと行きたいと思える他社が見つかった」

など、色んな理由があるかと思いますが、一番多いのは「なんか違う!」と思ったネガティブな要素が見つかったパターンと、「よりよい他社を見つけた!」というポジティブなパターンの2パターンです。

就活は『縁』です。

「なんかか違う!」という違和感を抱えながらの就職は上手くいかない事が多いです。

自分の直感を信じて、「違う」と感じたら、勇気をもって、辞退の連絡をしましょう。

オファーボックスで辞退する際のメールの例文

選考中・内定取得後に関わらず、いざ、辞退を決めた際はどんな風に連絡をしたらよいでしょうか。

オファーボックスで辞退する際の実際の例文がこちらです。

【辞退文面例①】
この度はオファーありがとうございました。
オファーをいただいた事は私として大変嬉しい事でした。
説明会や選考にも時間を使って頂き大変感謝しております。

しかし、先日別の企業様より内定を頂き就活を終了する事を決めました。
ご期待に添えず申し訳ございませんが今後の選考は辞退させて頂ければと思います。
貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

【辞退文面例②】
先日は選考のお時間を頂き誠にありがとうございました。
辞退をさせていただきたく、ご連絡いたしました。
お時間をいただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

他にもこんな簡単なメッセージ辞退もありました。

【辞退文面例③】
辞退させていただきます。
申し訳ありませんが、ご確認よろしくお願い致します。

オファーボックス内での人事担当者とのやり取りは
メールというよりはメッセージでのやりとりにも似た感じのやりとりとなりますので、
宛先や件名等も必要なく、要件のみの連絡で問題ありません。

通常のメールに比べて簡素な文章での辞退連絡をしてくる学生が多いですが、辞退したい旨がきちんと伝われば問題ないです。

オファーボックスで辞退は失礼なのか?

今日はオファーボックスでオファーをもらった企業に辞退する際に考えるべき事についてお伝えしました。

企業側にも採用枠があるので出会った学生全員を採用できる訳ではありません。

また、あなただけではなく、沢山の学生にアプローチしており、あなたが採用できなそうであれば、別の誰かを採用します。

ですので、あまり深刻に考えず、何か違和感があれば遠慮なく辞退を申し出ましょう。

ただし人事も人間です。

あなたを採用するためにオファーメールを送ったり、説明会を企画したり、面接をセッティングしたりと沢山の時間を使ってくれています。

そういった事に敬意を払い、失礼のないようにお断りの連絡をすれば、辞退する事自体に問題はありません。

辞退するとか選考に進むとか、そういった就活の軸ができてきている事自体が成長している証拠です。

自分の軸をしっかり持ち、企業選びをしていきましょう。

 

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今日のあなたへの質問

「辞退したいと思った企業はどういうところが自分と合わないと感じましたか?」

それでは今日も就職活動、頑張ってください!

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