【質問例付】新卒就活での面接のやり方【流れやコツ・マナーや対策は?】

面接 就活のやり方

就職活動はざっくりいうとこんな順番で進めていきます。

【就活のやり方】
①自己分析
②業界研究
③エントリーシート提出
④適性検査(SPI)受験
⑤グループディスカッション(ワーク)
⑥面接 ←今日はここ

今日は就活最後の関門『面接』のやり方についてお伝えしていきます。

エントリーシートや適性検査、グループディスカッションなどを突破するといよいよ面接です。

面接の大まかな流れはこちら。

【面接の流れ】
①受付
②入室
③簡単な挨拶・自己紹介
④質問タイム
⑤逆質問
⑥退室

①受付
会社の受付に到着すると、受付電話が置かれている事が多いです。

受話器をとって、出てくれた受付の方に

「面接に参りました●●大学の●●と申します。」

と伝えましょう。

大手企業だと、受付嬢のお姉さんが優しく迎えてくれる事もあります。

その場合はお姉さんに直接伝えましょう。

 

②入室
部屋に案内されたら、ノックを3回。

「どうぞ」と言われたらドアを開けます。

「失礼します」

と、言って入室しましょう。

椅子の横に立ち「よろしくお願いします」と一声。

面接官の方が「どうぞ」と言ったら椅子に座りましょう。

勝手に座るとマイナスな印象なので気をつけましょう。

 

③簡単な挨拶・自己紹介
面接スタート時、大抵は面接官の方から簡単な挨拶があります。

今日の目的や、面接官自身の簡単な自己紹介をしてくれる場合もあります。

 

④質問タイム
挨拶が終わると、早速質問タイムが始まります。

面接官が色々な質問をしてくるので、質問に対して答えていきます。

 

⑤逆質問
大抵は最後に「逆に●●さんの方からなにか質問はありますか?」と、逆質問タイムがある事が多いです。

「現在の御社の課題はどんなところですか?」

などなど、就職する上で、気になる点を確認しておきましょう。

 

⑥退室
面接が全て終了すると退室となります。

面接の時間をとってくれた事に対するお礼を述べ、「失礼します」と伝え、退室しましょう。

新卒就活面接で、気をつけるべき3つのマナー

①時間厳守
まずは時間を守る事。

時間厳守は社会人の基本です。

遅刻をすると、だらしない印象を与えてしまい、マイナスの印象からの面接スタートになってしまいます。

逆に早く行き過ぎるのも厳禁です。

会社によっては、待つ場所がない場合もあります。

5分前や10分前からなどの指定があれば、指定された時間内に会社に訪問できるよう、時間に余裕を持って家を出て、時間が余るようであれば、少し時間を潰して、面接開始の5~10分前に受付に到着できるようにしましょう。

 

②スマホを見ない
会社によっては面接官が入室するまで、部屋で待たされる場合もあります。

面接官が部屋に入って来た時に、スマホを見ていると印象がよくありません。

会社に入ったら、退出するまではスマホを見ないようにしましょう。

 

③事前準備
面接官は、面接を受けに来た学生さんが、どれぐらい自分の会社に興味をもってくれているか気になっています。

何をやっている会社か、どんなビジネスモデルなのか、社員は何人ぐらいいて、どんな職種を採用しているのか。

ネットで調べられる情報は一通り調べてから面接に参加しましょう。

最後に逆質問がある事も多いので、最低限1~2個は質問ができるぐらい、就職サイトやホームページで企業の情報を調べてから面接に臨みましょう。

明らかになんにも準備をしてこず、なんの会社かも分かっていない状態の学生さんの印象は最悪です。

最低限のマナーとして、企業のホームページや採用情報、マイナビやリクナビに載っている情報には目を通してから面接に臨みましょう。

新卒就活面接で、よくでる質問

実際、面接ではどんな質問をされるのでしょうか。

よく出る面接の質問事例はこちらです。

【過去】
今の大学や学部を選んだ理由を教えてください
学生時代に最も力を入れたこと(ガクチカ)はなんですか?
挫折・失敗経験について教えてください
卒業研究・アルバイトについて教えてください

【現在】
自己紹介(PR)をしてください
長所と短所を教えてください
周りの人からのあなたの評判(評価)について教えてください
就職活動の軸を教えてください
志望業界や志望職種について教えてください
志望動機を教えてください
他社の選考状況を教えてください
あなたにとって仕事とは何ですか?

【未来】
今後のキャリアプランを教えてください
入社後にしたいことを教えてください
当社は第一志望ですか?
10年後の自分はどうなっていたいですか?
将来の夢は何ですか?

【その他】
最近気になるニュースは何ですか?
学生と社会人の違いは何だと思いますか?
自分を動物に例えると?
自分のキャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください

以前、新卒学生の面接をしていて、

「想定問答集を40個ぐらい作っています」

という、強者に出会った事もあります。

そこまでやれとは言いませんが、最低限、上記のような頻出質問には答えられるように、準備をしておきましょう。

新卒就活での面接対策

学生時代までは基本的には同年代の気の合う友人とつるんでいる事が多いかと思いますが、社会人になると様々な年齢の人とやりとりをしなければなりません。

面接官が40代や50代、60代なんてこともある訳です。

面接では色んな事を聞かれますが、年齢層の違う人であってもスムーズに意思疎通ができるかがどうかが大切です。

学生時代は意識的に自分で機会をつくらないと家族以外の大人と話す機会はそれほど多くないと思います。

大人との会話に慣れているかどうかは面接をする上でとても大切です。

アルバイトやサークル、親戚のおじさんやおばさんでもいいですが、とにかく大人と普通に会話をする機会を意識的に増やす事が実は一番の面接対策だったりします。

学生時代から、キャバクラや夜のお店のキャッチなどをやっている学生さんに時々出会いますが、彼ら彼女らのコミュニケーション力は、他の学生さんとは比べ物にならないぐらい高いです。

新卒就活での面接のコツ

面接のコツは大きく分けて3つあるかと思います。

①質問内容をちゃんと理解する事
まずは面接官の質問内容をしっかり理解する事。

「今、住んでいる場所と学校でどんな勉強をしてるか教えてください」

と、言われて、勉強のことしか答えられないようではマイナスポイントです。

何と何を答えなければならないか』まずはしっかり理解をし、何を答えたらいいか分からない場合は、「こういう事で合ってますか?」と、正直に面接官に伝えましょう。

 

②結論ファースト
次に伝え方ですが、プレゼンテーションの方法でPREP法というのがあります。

【PREP法
P(Point:要点)
R(Reason:理由)
E(Example:例)
P(Point:要点)

ビジネスの世界に入ると結論ファーストは当たり前です。

ダラダラ話していると、「で、結局結論はなんなの?」と、厳しいツッコミが入るのがビジネスの世界です。

ビジネスの入り口である就活では常に結論ファーストを心がけましょう。

 

③長過ぎず短過ぎず
「あなたの長所と短所を教えて下さい」

と、質問されて、

「長所は真面目なところ、短所は飽きっぽいところです」

と、答えたら正解でしょうか。

確かに聞かれた事には答えてますし、結論ファーストなので、間違ってはいません。

しかし、面接の回答としては間違っています。

面接官は長所短所の質問をしながら、あなたがどんな方かを知りたいのです。

長所の真面目な性格のおかげで、こんな事ができました。こんないい事が起こりました。

逆に短所の飽きっぽいところによってこんな悪い事が起こりました。今後はこうしていきたいと考えています。

そんなエピソードも含めて話を聞きたいのです。

面接官は1つの質問に対して少なくとも30秒ぐらいは喋って欲しいと思っています。

ただ、3分も5分もダラダラ話されると、それはそれで話を聞くのがしんどいので、1つの質問に対して30秒~1分ぐらいを目途に回答できるとよいです。

【まとめ】新卒就活での面接のやり方

今日は就活最後の関門『面接』のやり方についてお伝えしました。

改めてまとめるとこんな感じです。

【面接対策まとめ】
①面接の大まかな流れを理解する
②頻出質問に関しては回答を考えておく
③大人と話す機会を増やして大人との会話に慣れておく
④当日は時間厳守で携帯には触らない
⑤質問をしっかり理解して、結論ファースト、適切な分量で話す

上記の基本を押さえたら、あとは何回経験を積むかです。

本番に勝る練習はありません。

第一志望の企業だけに拘らず、折角の機会なので、沢山の企業の面接に進んでみて、実際に面接官と面接をしてみましょう。

就職活動は初めてのことばかりで大変ですが、後から振り返ってみると色んな事が学べた1年間だったと前向きに捉えている人も多いのも事実です。

今日の情報があなたの就職活動にとって少しでも役に立てば幸いです。

 

今日のあなたへの質問

「あなたの将来の夢はなんですか?」

それでは今日も就職活動、頑張ってください!

面接について極めたい方はこちらの記事たちも是非チェックしてみてください!!!

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