就活がうまくいかない原因理由【もうやりたくない・うまくいかない時の対処法】

うまくいかない 就活のやり方

就活をはじめてはや3ヶ月。
エントリーシートや履歴書を書いて応募してもなかなか書類が通らず、面接を受けても不合格通知ばかりが届く日々。
「自分は世の中から必要とされてないんじゃないか」
そんな気持ちが溢れてきそうな就活停滞期の就活生に、就活がうまくいかない時の対処法についてお伝えしていきます。

就活がうまくいかない人の5つの特徴

就活がうまくいかない人には特徴があります。
うまくいかない5つの特徴がこちら

【就活がうまくいかない人の特徴】
①大手にこだわり過ぎている
②就活の軸が定まっていない
③業界・企業研究が不十分
④ES履歴書の完成度が低い
⑤面接でうまく話せない

①大手にこだわり過ぎている
就活を始めたばかりの時は、子どもの頃から名前を知っている企業に応募しがちです。
例えばパルコさん。
パルコには毎年約10000人ものエントリーが集まるものの、採用人数はたったの10名程。
倍率は1000倍。つまり1000人に1人しか受からないのです。
よほど優秀じゃなければうまくいかないゲームをやろうとしてはいませんか?
1年で何人ぐらい採用するかはマイナビやリクナビ、採用ページを見れば確認する事ができます。
倍率の高い大手の人気企業ばかり受けていて、全く就活がうまくいっていない人は実は結構多いのです。

②就活の軸が定まっていない
面接で就活の軸を聞いて
「人と関わる仕事がしたい」
「成長できる環境で働きたい」
と、いった回答をする学生もいますが、どこの企業に入社したって、人とは関わるし、成長はできます。
こういった回答ではまだまだ自己分析不足です。
しっかり自己分析をして、自分の譲れないもの、軸を定めましょう。

③業界・企業研究が不十分
業界研究や企業研究が不足していても就活はなかなかうまくいきません。
エントリーシートや履歴書、面接での受け答えでも
「なぜ、この業界?」
「なぜ、この会社で働きたい?」
何度も何度もこういった事を聞かれます。
業界研究や企業研究が不足していると質問にしっかり答えられず、結果的に不合格通知を沢山もらう事になります。

④ES履歴書の完成度が低い
②③をしっかりやっていないと、人事採用担当者に伝わる文章は書けません。
企業へのラブレターであるエントリーシートをしっかり書けるぐらい自己分析と企業研究をしっかりやりましょう。

⑤面接でうまく話せない
うまく話せない原因は2つ。
1)話す内容がまとまってない。
つまり、事前にしっかり考えられていない場合と、
2)話す事自体に慣れてない事が原因です。
聞かれる質問はだいたい決まっていますので、
自己分析と業界研究をしっかりやって、事前準備を行いましょう。
また、大人と会話する事に慣れていない方は、サークルやアルバイト、親戚のおじさんおばさんでもいいので、意識的に普段から家族以外の大人と話す機会をつくって年代の違う人ち会話をする事に慣れておきましょう。

就活がうまくいかない時の4つの対処法

就活がうまくいかない時の対処法は大きく分けると5つです。

【就活がうまくいかない時の対処法】
①一回休む
②自己分析をやり直す
③思いっきり動く
④就職エージェントを利用する

①一回休む
就活がどうしてもうまくいかない。
ダメ出しばかりされて、心がすり減ってしまった場合、思いきって一回休んでしまいましょう。
就活は長い闘いです。
一週間ぐらい思いきって休んだとしてもどうって事はありません。
丸一週間、就活の事は考えず自分の好きな事だけやってみる。
そんな休憩期間があっても全く問題ありません。
心のエネルギーを100%充電して、元気満々の状態で就活を再開させましょう。

②自己分析をやり直す
うまくいかない原因は、もしかしたら自己分析が甘いからかもしれません。
自分がどんな人間で、どんな時にモチベーションが上がってどんな時に下がるのか。
将来はこんな仕事をしたくて、こんな仕事だけはやりたくない。
自分自身の事を人に伝えられるぐらいしっかりと理解する事から就職活動が始まると言っても過言ではありません。
うまくいかない時期が続くようなら、一度振り出しに戻ってみましょう。

③思いっきり動く
「座って考え込んでどうなる?なにか変わるのかい?」
昔、ミュージックバーで聞いた曲に、こんな歌詞がありました。
机の前で考え込んでいてもなかなか事態は好転しません。
うまくいかない時は、もう一度エンジンをかけ直して思いっきり行動してみましょう。
1)エントリーシートを沢山書く
2)説明会に参加しまくる
3)面接を受けまくる
ESを沢山書いてもまたダメかもしれません。
説明会に参加しまくってもダメかもしません。
面接を受けまくっても落ちまくるかもしれません。
それでも、部屋でじっとしているのに比べ、沢山動けばその分、うん百倍の経験値を手に入れる事ができます。

④就職エージェントを利用する
ひとりで考えて、ひとりで行動しても、就活を成功させるのは難しいかもしれない。
そんな風に思ったら、プロにお願いしてみるのもおすすめです。
就職エージェントは完全無料であなたのエントリーシートの手直しをしてくれたり面接の指導をしてくれます。
『このままひとりで就活を続けるのは…。』
そんな風に感じたら一度、プロの就職エージェントに相談してみましょう。

就活がうまくいかない人に伝えたい事

うまくいかなくて当たり前
あなたはこれまでに、自分の特徴や考えをまとめ、人に伝えてきた経験がどれぐらいありますか?
自分の考えをまとめ、人と議論した事が何回ぐらいありますか?
「ほとんどないです」という人がほとんどだと思います。
就活という生まれて初めての事をやっている訳ですから、最初はうまくいかなくて当然です。

凹んで当たり前
あなたはこれまでに何回女の子(男の子)に告白をした事がありますか?
就活は短期間で沢山の企業に「あなたの会社で働かせてください」と、告白をして、何度も断られます。
こんなに短期間に沢山告白してフラれる経験は、人生の中でも就活期間が一番多いと言っても過言ではありません。
フラれたら誰だって凹みます。
就活中というのは、凹んで当然の期間なのです。

選考に落ちる≠あなたは世の中から必要とされていない
10人しか採用しないのに、10000人も応募があるような企業にばかり応募していては選考に落ちるのも当たり前です。
そして、企業にとってあなたを採用するのは、約2億円(生涯賃金)の投資です。
投資するからには慎重に人を選ぶのは当然です。
その会社の仕事にあった能力、もしくは可能性をもった人を採用したいのです。
選考に落ちたからといって、イコールあなたが世の中から必要とされていない、という訳ではないのです。

うまくいかないのはあなただけじゃない
イチローの打率をご存じですか?
メジャーでの通算打率は3.11。
つまり10本中7割はヒットを打てていないのです。

就活生も平均で10~20社の選考を受け、平均1~2社の内定をとると言われていますので、内定をとる1~2社以外の残りの8~19社の選考には落ちる訳です。
他の就活生も先輩就活生も、みんな何社か、もしくは何十社の企業からお断わりをされながら、内定を獲得しているのです。

まとめ

今日は
就活がうまくいかない人の5つの特徴
就活がうまくいかない時の4つの対処法
についてお伝えしました。

うまくいかない時は、思いきって一回休んでみるのもありですし、逆に思いきって動きまくってみるという手もあります。
就活は長い闘いですので、適度に気分転換をしながら、自分の心のエネルギーをなるべく高い状態に保ちながら続けていきたいですね。

書類で落ちて、面接で落ちて凹んでいるのは、あなただけじゃありません。
辛いときは一緒に頑張っている全国の約42万人の就活生の顔を思い浮かべてみましょう。

就職活動は初めてのことばかりで大変ですが、後から振り返ってみると色んな事が学べた1年間だったと前向きに捉えている人も多いのも事実です。
今日の情報があなたの就職活動にとって少しでも役に立てば幸いです。

今日のあなたへの質問
「座って考えてこんでどうなる?なにか変わるのかい?」
それでは今日も就職活動、頑張ってください!

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