インターンシップに参加したら就活に有利って本当?内定者の70%はインターン参加者!

インターン 就活のやり方

インターンシップとは?

就活何から始めたらいい?と迷っているなら、まずはインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。

インターンシップとは学生が就業前に企業などで「就業体験」をすることです。

仕事の一部を体験する事ができるため、その企業の雰囲気や仕事内容の理解が深まり、入社後のミスマッチの可能性を低くする事ができます。

 

内定者の7割はインターンシップ参加者という事実

まずはこちらをご覧ください。

大手就活サイト、キャリタスを運営するディスコ社の調査によると、2024年4月1日時点の内定率は62.8%と6割以上の学生が4年生を迎える4/1時点で内定を取得しています。

内定を得た企業の内訳を見てみると約7割である67.5%の学生がインターンシップ等に参加した企業から内定を得ている事が分かります。

「インターンシップは採用には関係ない」と、表向きには言われていますが、実はこういったデータも公表されており、インターンシップに参加していないと、4/1時点で内定をもらえる62.8%に入れないと言っても過言ではないほど、インターンシップは企業の採用活動に活用されています。

 

インターンシップに参加する3つのメリット

インターンシップに参加すると様々なメリットがあります。

①入社後のミスマッチを防げる

インターンに参加すると企業の人事担当者や若手社員、企業によっては役員や社長など、その企業で働く社員と様々なコミュニケーションをとる事になります。

コミュニケーションをとる中でその会社の雰囲気や、仕事内容を理解する事によって、入社後に「こんな企業だとは思わなかった」と、ミスマッチになる可能性が低くなります。

     

②社会人に必要なビジネススキルを学べる

インターンに参加すると様々な体験をする事ができます。

実際にあった業務を体感するようなグループワークやディスカッションをする事もありますが、議論の進め方やプレゼンテーションのスキルなど、実際のビジネスで使う多くのスキルを学ぶ事ができます。

 

③業界や企業研究を深める事ができる

インターンシップに参加するとその業界の話や参加企業の話など、実際にその業界で働いている社員の方から話を聞く事ができます。

事前に本やインターネットで調べて疑問に思っていた事を、社員の方々にぶつけてみるとよいでしょう。

 

インターンシップのスケジュール

就活全体のスケジュール感はこんな感じになっています。

スケジュール

3年生の6月から大手の就職サイト、マイナビ・リクナビもオープンとなり、インターンの予約を受け付けられるようになります。

3年生の6月~その翌年の2月ぐらいまでの約9ヵ月間がインターンシップが最も活発に実施されている時期です。

最近では就活サイトのオープンも少し早くなっており、3年生の4月5月からインターンシップを開催している企業も少しですがあります。

ピークは夏休みの8月9月、秋ごろは一旦落ち着き、12月~2月の間でまた活発にインターンシップを開催する企業が増えます。

 

インターンのタイプ

対面型

就業体験であるインターンシップは実際に会社に行って、実施するのが基本でした。

しかし、新型コロナウイルスの影響でインターンシップの在り方も大きく変わりました。

現在ではオンライン型のインターンシップもスタンダードになっており、Zoom等のWeb会議システムを使ってオンラインでインターンシップを開催する企業の方が多いくらいです。

 

オンライン型

Zoom等のWeb会議システムを使ってオンラインでインターンシップを開催する方法です。

対面型のように実際に何かを作ったりするのは難しいですが、ディスカッションをしたりワークをする分には特段問題なく実施が可能で、今では当たり前の手法になりました。

学校の授業もオンライン化が普及した影響もあり、学生側も特段問題なく実施ができており、むしろ企業側の方がオンラインのインターンシップの実施に四苦八苦していた印象です。

 

インターンシップの種類

インターンシップと一言で言っても、内容に関しては以下の4つに分類されています。

オープン・カンパニー

主に企業や就職情報会社や大学キャリアセンターが主催する説明会のようなイベントを指します。業界研究セミナーや個別説明会などがこれに該当します。

キャリア教育

主に企業がCSRとして実施するプログラムや、大学が主導する授業・産学協働プログラムを指します。社会人として必要なスキルや考え方が身につくような内容になっているのが特徴です。

仕事体験

就業体験(グループワークやディスカッションを含む)を伴うプログラムで、実際の仕事の一部を体験できるコンテンツが含まれています。

インターンシップ

実際の就業体験を伴うプログラムで、5日間以上の日数のものをインターンシップと呼びます(逆に1日~4日間の短期のプログラムは正式にはインターンシップとは呼びません)。

 

インターンの日程

インターンの開催期間は1day、2days、3days、5days、2週間や1ヵ月など、企業によって様々です。

夏休みを利用して長期のインターンシップを開催する企業も多いですが、秋冬になると1dayの説明会のようなインターンが多くなってきます。

参加時期はやっぱり夏休みである8月~9月がピークになります。

そこに向けて3年生の5月6月から本格的にインターンを探し出す学生さんが多いようです。

 

参加したことのあるインターンシップ・仕事体験の内容

マイナビの調査によると、25卒で実際に学生さんが参加したインターンシップは以下の内容になります。

インターンシップとはいえ、意外にもグループワークが一番多いんだそうです。

 

人気のインターンシップ

楽天みん就が25卒の先輩社員にアンケートをとった人気のインターンシップベスト10の情報をまとめました。

富士通・パナソニック・味の素・ロッテなど、日本の中心とも言える企業のインターン情報がまとまっています。

 

面白いインターンシップ

人気のインターンシップ情報をまとめていく中で見つけた、面白そうなインターンシップ情報についてはこちらにもとめました。

サイバーエージェント・ユニクロ・GU・楽天・LINEなど、今を時めく企業のインターン情報が満載です。

 

インターンシップのお給料

長期のインターンシップに関してはお給料が支給される事もあります。

また、内定後の内定者インターンを実施する企業などは実際に業務を実施してもらう(新規顧客獲得のためのテレマーケティング業務を実施等)ため、お給料を支払うパターンが多いです。

しかし、3年生時に実施されるインターンシップなどではお給料が支払われないパターンがほとんどです。

特に説明会扱いのオープン・カンパニーや、グループワーク中心の1day仕事体験のようなものでお給料が発生する事はほぼないので、インターンシップでのお給料に関してはあまり期待しない方がいいでしょう。

 

インターンシップの探し方

インターンシップを探す一般的な方法はリクナビマイナビなどの大手就活サイトから検索する事です。

3年時の6月からプレサイトと呼ばれるサイトがオープンとなり、各社のインターン情報が検索でき、そのまま申し込みもできるようになっています。

最近では逆求人型の就活サイトも流行っており、オファーボックスやキミスカに登録しておくと、企業からインターンへの参加オファーをもらえる事もありますのでそちらの方法もおすすめです。

また、インターン専門のサイトもあるので、そういったサイトを利用する事も1つの手だと思います。

 

【まとめ】インターンシップに参加したら就活に有利?

インターンシップに対するイメージは湧いてきましたか?

インターンシップが就職に有利に働く事は間違いありません。

百聞は一見にしかずと言いますので、是非一度気になるインターンシップに参加してみてください。

実際に体験した感覚やそこでの経験が、きっと就職活動で迷った時の道しるべになってくれるでしょう。

今日のあなたへの質問

「あなたはどんなインターンシップに参加してみたいですか?」

それでは今日も就職活動、頑張ってください!

コメント