【就活体験談⑤】ブランコジャンプでリーダーシップを身に着けろ!

リーダーシップセミナー 就活のやり方

自己分析セミナーで将来の方向性を漠然と決めた団長。

続いては本物のリーダーシップ身に着けるためのリーダーシップセミナーに参加します。

費用はなんと5万円

朝6時台に目を覚まし、なけなしの5万円を手に、千葉県のとある山に電車で向かいます。

新卒就活応援団長のへなちょこ就活体験談
①理系出身者が文系職に就職しても問題ないの?
②そうだ!ジャンボジェットのパイロットになろう
③就活力強化セミナーでプレゼン・リーダーシップを学ぼう
④自己分析セミナーで将来の夢を見つけよう
⑤ブランコジャンプでリーダーシップを身に着けろ ←今ココ
⑥社長に学ぶビジネスの掟~成功の反対は?~
⑦就活ノートの使い方~書いて思考を整理せよ~
⑧面接での大失敗~集団面接での心得~
⑨就活なんて大嫌い~就活鬱を吹き飛ばせ~
⑩内定取得(ゲット)のために必要なたった3つの考え方

ウォーミングアップの大縄跳び

最寄り駅に到着すると、一緒に参加する約15名が待っていました。

自己分析セミナーに参加していた人も多く、何人か顔見知りもおり、少しホッとしました。

少し歩いた先にフィールドワークができる合宿所のような施設がありました。

到着するとまず最初に全員で大縄跳びをやりました。

1人ずつ縄に入っていき、全員が一緒に20回飛べるまでというのが1つ目のミッションでした。

これがなかなか難しく、途中で誰かの足に引っかかり上手くいきません。

そんな時、どんな声かけをできるか?

ここから一人一人がリーダーシップを発揮して、チームで目的を達成しなければなりません。

上手い人、下手な人がいる中、どういう順番で縄に入っていけば一番うまくいきそうか。

ただし、ストレートに「君は下手だから」とは言いずらいものの、言うべきことは言って、チームで成果を出さなければなりません。

色んな事を考えながら発言してみたり、意見を言い合いながらワークは続いていきます。

何度も何度も繰り返しチャレンジし、最後はようやく全員で20回飛ぶ事ができました。

講師は結構自由にやらしてくれるんですが、最後に、あの時の●●の発言はこういうところが良かったとか、いろんなフィードバックをくれます。

「あぁ~そんな事まで考えて発言してるのか?」とか、いろんな気づきがありました。

 

人を信じるのは意外と難しい!?

続いてのワークは2人一組になって、一人が両腕を胸の前で組んで後ろに倒れ、もう一人が倒れてくる人を受け止めるというワークでした。

これが意外と難しく、相手の事を本気で信用しないと怖くてなかなか後ろに倒れる事ができません。

「もっと相手を信頼しよう」とか、「信頼してもらえるようにしっかりと受け止める方は声かけしよう」とか、色々試しながらこれもなんとかクリア。

人を信じるのって結構難しいんだなって感じました。

本気で信用できる人って自分はどれぐらいいるんだろう?とか、逆に自分の事を本気で信用してくれている人ってどれぐらいいるんだろう?とか色んな事を考えさせられました。

リーダーシップを発揮するには信頼関係がとっても大切なんだそうです。

 

全員で向こう側に移動せよ

こういったいくつかのウォーミングアップを実施した後は、本格的なワークに挑戦です。

次のワークはバレーボールのネットのような糸が張ってあり、糸に触らないように全員が反対コートに移動するというワークでした。

もちろんバレーボールのネットよりは網目は大きく、人が普通に歩いて通れる箇所もあれば人が寝て通ればギリギリ通れる箇所もあり、一回通った枠はもう使えなくなるというルール。

15人全員が違う枠を通って反対側に移動するというワークでした。

ここでも作戦会議が大切。

身体の大きさもあるため誰がどの枠を通るか、どういう順番で移動していくかを話し合います。

作戦を立てて実際にやってみるんですが、服や頭がネットに触ってしまい、何度も何度もやり直し。

失敗が続くと当然チームの雰囲気も悪くなっていきます。

そんな時でもポジティブな声がけが大切。

「大丈夫大丈夫、もっかいやってみよう!」と声を掛け合いながら何度もチャレンジを続けます。

最終的には小さい女の子はタンカに乗ったようなまっすぐの姿勢にして、こちら側とあっち側で受け渡したりなど、色んな技法を使って全員が移動。

出来た時にはみんなでハイタッチと、ミッションをこなすたびにみんなの絆は深まっていきました。

 

全員で壁を登り切れ

続いてのミッションは壁を乗り越えるワークです。

刑務所の壁のような高さの壁を全員で乗り越えるワークです。

これも非常に難しく、最初は肩車したり、軽い人を先に向こう側に送ったりと、色々試しながら壁の向こうに人を送っていきます。

しかし最後に残った一人は自分でジャンプするしかありません。

しかし、一人がジャンプしたぐらいでは到底届かない程壁が高いため、かなりの工夫が必要でした。

最終的にはどんどん人を送って、最後は壁の上から一人が手を伸ばして下から助走をつけてジャンプした最後の一人をキャッチする作戦を実行。

壁の上から手を伸ばす一人を後ろで3人が支えてなるべく壁の下の方まで手が届くように工夫をして、何度も何度もチャレンジをしました。

最後、ジャンプした腕をキャッチして、引き上げが成功した際には何故だか涙が溢れてきたぐらい難しいミッションでした。

 

サーカスブランコに飛び移れ

そしていよいよ最後のワーク。

約8mの気に上り、枝の先からその更に先にある空中ブランコにジャンプしてブランコをキャッチするワークを行いました。

木を登る人には命綱がついており、残りの14人が命綱を持っているため、キャッチできなくても地面に落ちる事はないので安全です。

安全だとは頭で分かってはいるのですが、細い木を登っていくと、高さに身がすくんでしまい、足が震え細い木はガタガタと音を立てて揺れています。

僕は5番目だったのですが、その前に成功した人はたった1人。

ガタガタ揺れる木の上まで登り、下を見ると、チームメンバーが不安そうな顔でこっちを見ています。

木がガタガタ震えているため、ビビってるのはバレバレで恥ずかしいのですが、どうしても震えが止まりません。

そんな時、講師が「自分の事じゃなくてみんなの事を考えてみよう」と、言いました。

そうだ、今自分は自分の事ばっかり考えてるけど、みんなの事を考えてみようと思いました。

今、自分がジャンプを成功させればみんなに勇気を与える事ができるはず。

残りの10人のメンバーが飛ぶときに、団長も成功できたんだからと思えたらきっと勇気がわくはず。

そうだみんなのために、頑張ってブランコをキャッチしよう!

そう考えた瞬間、なぜか震えが止まりました。

ガタガタ音を出していた木の震えが止まったのです。

そして思い切って勇気を出してブランコに向けてジャンプをしました。

結果は…、

見事キャッチとはいかず、下に落ちてしまいました。

残念な結果でしたが、震えが収まった事で、もしかしたら人って自分の為よりも人の為の方が頑張れるのかも!とすごい腹落ちしたのを覚えています。

「自分の為より人の為の方が頑張れる」

本で読んだり、偉い人の話を聞いて同じことを聞いても、そうなのかなぁぐらいの感覚かと思いますが、フィールドワークの良いところは実体験する事によってその考えがストンと自分の中に入ってくる事です。

最後のワークではとても大事な事を学んだと思います。

 

【まとめ】ブランコジャンプでリーダーシップを身に着けろ!

なけなしの5万円で参加したリーダーシップセミナーは、当時の自分にとって非常に刺激的な体験でした。

この5万円が高かったのか安かったのかはこれからの自分の在り方次第。

社会人になって思いっきり暴れてやろう!

そんな事を考えながら千葉の山奥から一人暮らし中の家路につきました。

【この日学んだ事】
自分の為よりも人の為の方が力が出る
自分のできる事を一生懸命やる事がリーダーシップ
シェアする事・思ってる事を伝える事の大切さ
本気で覚悟を決める事
完璧を目指して動かないよりとにかくやってみる事が大切
チームのモチベーションが下がっている時に誰が上げるのか?⇒自分でしょ!?
【この日に決めた事】
夢を語れるような恥ずかしい男になろう
本気で勝負できるような男になろう
やりたい事に一生懸命挑戦する男になろう

 

今日のあなたへの質問

「あなたはどんな事を考えている時、一番力を発揮できますか?」

それでは今日も就職活動、頑張ってください!

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