就活ノートって使ってますか?
今では様々な就活ノートが書店で購入できますが、当時はそんなものはありませんでしたので、普通のルーズリーフを買って白紙のノートに自由に就活情報をまとめてました。
就活ノートに情報をまとめる事で思考が整理されて、自分の方向性がはっきりとしてきたのを覚えています。
今日は試行錯誤で作った団長流の就活ノートの使い方についてご紹介します。
新卒就活応援団長のへなちょこ就活体験談
①理系出身者が文系職に就職しても問題ないの?
②そうだ!ジャンボジェットのパイロットになろう
③就活力強化セミナーでプレゼン・リーダーシップを学ぼう
④自己分析セミナーで将来の夢を見つけよう
⑤ブランコジャンプでリーダーシップを身に着けろ
⑥社長に学ぶビジネスの掟~成功の反対は?~
⑦就活ノートの使い方~書いて思考を整理せよ~ ←今ココ
⑧面接での大失敗~集団面接での心得~
⑨就活なんて大嫌い~就活鬱を吹き飛ばせ~
⑩内定取得(ゲット)のために必要なたった3つの考え方
就活ノートの作り方
僕が好んで使ったノートはルーズリーフです。
ルーズリーフは取り外しができるし、順番を入れ替えられるので、第一候補の企業の情報を前に持ってきたり、選考に落ちてしまった企業の情報は後ろの方になど、自由に整理整頓できるところが好きでした。
2冊用意しておくと、その日必要そうな情報だけ1冊にまとめて持ち歩く事もできたので、持ち歩き用、家での保存用と2種類のルーズリーフを組み合わせて使ってました。
最初は使い方も分からなかったので、説明会に参加して、参加した日時や司会者の名前、話の中で気になった言葉などを単純にメモしたり、特に気になった言葉は蛍光ペンで色を塗ったりして使ってました。
沢山の企業の説明会に参加するうちに、自分がいいなと思う企業の特徴と、なんか違うなぁと思う企業の違いも分かるようになっていき、それらの企業の特徴をまとめていきました。
実際にどんな項目をまとめていったか少しだけ共有しますね。
なりたい自分
就活を進める上でどんな自分になりたいのか?
どんな社会人になりたいのか?
という事も改めてまとめました。
するとこんな考えが浮かんできました。
【なりたい自分】
『本気で夢を語るチョッピリ恥ずかしいおっさん』
そして口だけじゃない!やる事やってるし、めちゃくちゃ仕事できる人。
自分に関わった人は自分に出会う前よりちょっぴり元気に、ちょっぴり前向きに、そしてちょっぴりやる気になっている!
苦労してきて大変な毎日を過ごしているけど充実した人生を送っている人。
人を元気にする『触媒』みたいな人間になりたい!
まとめてみたと言っても、だからなんの仕事が向いているかまでは、分からないのですが、こうやって1つずつ自分の思っている事を言語化していく事が大切です。
面接で色々聞かれた時にも一度書いてアウトプットしておくと言葉として出てきやすくなります。
カッコイイサラリーマンとカッコ悪いサラリーマンの違い
当時の自分はカッコ悪いサラリーマンにはなりたくないという気持ちがとても強かったです。
THE BLUE HEARTSの「ラインを越えて」という曲の中に「満員電車の中 くたびれた顔をして 夕刊フジを読みながら 老いぼれていくのはごめんだ」という歌詞があるのですが、サラリーマンのイメージはまさにそれでした。
そんなカッコ悪いイメージのサラリーマンになるのは絶対に嫌だった僕は、カッコイイサラリーマンとカッコ悪いサラリーマンの違いというテーマでノートにまとめる事にしました。
カッコイイサラリーマン
・自主的にどんどん動く人(リーダーシップあり)
・自分が選んでやっているという意識がある人
・グチグチ言わない人
・偉ぶらないのに仕事ができる人
・いつも元気な人
・冗談いっぱい言って面白い人
・本音で話してくれる人
カッコ悪いサラリーマン
・やらされてる感プンプンの人
・被害者意識の強い人
・グチグチ言ってる人
・偉そうな人
・勘違いしている人
・元気がない人
・夢がない人
・汚い下ネタばかりの人
説明会や面接で沢山の社会人を見ていく中で、こんなサラリーマンだったらなりたい、こんなサラリーマンには絶対になりたくない!という気持ちが整理整頓されていきました。
仕事ができる人とできない人の違い
色んな社会人の話を聞く中で自分なりにまとめた仕事のできる人・できない人の違いがこちらです。
仕事ができる人
・長期的な視野で動いている
・事実と意見を明確に使い分けている
・人によって言い方を変えられる
・話が分かり易い(具体例あり)
・頭の回転が速い
・結果を出している
・先手・先手で先を読める人
・エネルギーのある人
仕事ができない人
・短期的な視野で動いている
・事実と意見がごちゃごちゃ
・コロコロ言っている事が変わる
・話が分かりづらい(何言ってるか分からん)
・報連相が下手くそ
・口だけで結果が出せてない
・予測して動けない
・エネルギーがない
もちろん自分はまだまだ仕事できる人とは程遠い状態です。
でも少なくともこういうできる人を目指して社会人人生を頑張ろうと思える指針はできました。
理想的な会社
理想的な会社
【雰囲気】
・仕事できるオーラを人事社員から感じる
・若くてもチャンスがありそう
・社員の本気度が伝わってくる
【理念】
・日本を元気に
・世界を平和に
・その為にどんどんチャレンジしていく
・困っている人を助ける事業(win-win)
【社長】
・押しつけがましくない
・面白い(事例を交えて話してくれる
・元気
・本音で話してくれる
理想的でない会社
【雰囲気】
・目標にできそうな社員がいない
・元気・笑顔がない
・仕事なんだからとやらされ感満載
・仕事ができなさそう
【理念】
・はっきりしてない
・言葉だけで中身がない
・本気度が伝わってこない
【社長】
・偉そうで上から目線
・話が面白くない・つまらない
・元気がない
理想的な会社、理想的ではない会社の特徴をまとめていくうちに自分が大切にしているもの、すなわち 『選社軸』のようなものがうっすらと浮かび上がってきました。
会社選びの基準
なりたい自分、そしてカッコイイサラリーマンの定義、仕事ができる人の定義をまとめ、だから自分はこんな基準で会社を選びたい!と、「選社軸」なるものがなんとなく出来上がってきました。
大した選社軸ではないのですが、こういうことを深掘って考えて言語化しておくことが結構大事だったりします。
【選社軸】
1.感覚(人・雰囲気)
感覚的にここで働きたいと思ったか?説明会や面接で話した人と一緒に働きたいか?
2.理念
会社が掲げている理念に共感できるか
3.社長
トップの考え方に共感できるか(対学生だからと言って偉そうに上からモノを言ってくる人は苦手)
この軸に当てはまる企業の選考を受けていこうと、方針が決まりました。
【まとめ】団長流就活ノートの作り方
まずは思っている事、考えている事を自由に紙に書き出してみましょう。
今日紹介した項目以外にも、
今まで受けた企業でいいなと思った企業ランキング&それはなぜか?
今まで受けた企業でここはないなと思った企業ランキング&それはなぜか?
などなど、とにかく色んな頭の中の考えを書き出していきました。
結構良かったのは、ネガティブな考えや反対の事も書いてみる事です。
「面白くない社長の話が苦手」というネガティブな考えの裏には「面白い社長の下で働きたい!」という自分の本心が隠れています。
ネガティブな考えが思い浮かんでも、そんな事考えるのはよくない!ではなく、思いきって言葉にしてみると自分の本音が見えてきます。
満員電車で毎日通いたくないのであれば、フルフレックス制度やリモートワーク制度がある会社を選べばいいのです。
書く(アウトプットする)事で、自分の思考が整理され、新たな気づきが生まれる事もあります。
白紙からのスタートじゃ不安という方向けに今では就活ノートのフォーマットが販売されています。
就活ノートの作り方に関するノウハウも学べますので、そういった本を使ってみるのもアリだと思いますよ。
今日のあなたへの質問
「あなたは将来どんな大人になりたいですか?」
それでは今日も就職活動、頑張ってください!
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