【就活体験談⑥】社長に学ぶビジネスの掟~成功の反対は?~

成功の反対 就活のやり方

冬から春の間、僕は自己分析セミナーやリーダーシップセミナーなどの就活力強化セミナーに参加しつつ、時間を見つけては会社説明会に参加し続けていました。

様々な業種の就活セミナーに参加しながら、多くの人事担当者や先輩ビジネスマンの話を聞き、自分の将来について考えを巡らせていました。

中には社長が直接参加する会社説明会もあり、色んな金言を聞かせて頂きました。

今日は、就職活動中に社長や人事担当者、先輩ビジネスマンから僕が直接聞いた金言についてまとめてみました。

新卒就活応援団長のへなちょこ就活体験談
①理系出身者が文系職に就職しても問題ないの?
②そうだ!ジャンボジェットのパイロットになろう
③就活力強化セミナーでプレゼン・リーダーシップを学ぼう
④自己分析セミナーで将来の夢を見つけよう
⑤ブランコジャンプでリーダーシップを身に着けろ
⑥社長に学ぶビジネスの掟~成功の反対は?~ ←今ココ
⑦就活ノートの使い方~書いて思考を整理せよ~
⑧面接での大失敗~集団面接での心得~
⑨就活なんて大嫌い~就活鬱を吹き飛ばせ~
⑩内定取得(ゲット)のために必要なたった3つの考え方

成功の反対は失敗ではない

まずは神奈川県で学習塾を経営している会社の社長さんのお話。

説明会の中で、

「成功の反対はなんだと思いますか?」

という質問が就活生に投げかけられました。

説明会参加者の一人が、

「失敗でしょうか。」

と、答えると、社長は

「いいえ、違います。」

と、答えます。

僕も、「成功」の反対と言われたら当然「失敗」だろうと思っていたので、答えは何なんだそうと思っていると、社長は続けて話します。

「成功の反対は何もしない事です。」

と、言いました。

社長の話によると、失敗というのはチャレンジをした事による結果。

その方法では上手くいかないという事が分かったので、成功に一歩近づいている事なんだそうです。

だから「成功」「失敗」は反対なのではなく、同じ方向に進んでいる結果なんだそうです。

「何もしない」という事は「成功」から最も真逆の行為。

だから「成功」の反対は「何もしない事」なんだって。

この考え方は目から鱗で、成功するためには沢山チャレンジして沢山失敗が必要なんだという事を学びました。

だから就活で成功(内定をゲット)したかったら沢山面接や選考を受けていっぱい失敗(経験)しないとダメなんだなと感じました。

「何もしない」が一番ダメですね。

だから今日も頑張ってエントリーシートを書いたり、説明会に参加したりするのだ!ってね。

その他にも最高の教育は「生き様」を見せる事。

給料の5%は本代に使って本を読もう!など、社会人になった後の心得も多く学びました。

 

他人と過去は変えられん!でも自分と未来は変えられる!

2つ目の金言は、人材会社の社長さんの話から。

社長は自分がダメダメだった新人の頃の話を赤裸々に語ってくれました。

入社1日目、300件テレアポをするも1件もアポが取れず。

2日目、ようやくアポが1件とれ、訪問するも、2分間も沈黙が続き、「何しに来たんや!帰れ!」と言われて帰る。

3日目、布団の中でもう辞めようと思った事。

布団の中で「自分はいったい誰に負けたんや?」と、自問して辿り着いたのは、誰かに負けた訳じゃない、自分が自分を信じられなくなっただけ」という考え。

そこから「自分だけは自分ができるって信じよう!」という考えに至り、自分の考え方を変化させ、今の社長の地位まで辿り着いたという話をしてくれました。

そんな過去の自分の経験から、

「他人と過去は変えられん!でも自分と未来は変えられる!」

という考え方を教わりました。

また、最後は老子の言葉を紹介してくれました。

思考を変われば、言葉が変わる。
言葉が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。

一番大切なのは「考え方」

ネガティブな「考え方」よりポジティブな「考え方」の方が人生楽しいよね!

そんな社長の考え方には深く共感しました。

 

タイムスウィッチとズームスイッチ

3つ目は「ひとりひとりの本気がこの世界を熱くする」というキャッチフレーズ、リンクアンドモチベーション社長の話です。

この社長からも多くの事を学びましたが、モチベーションエンジニアリングというモチベーションをマネジメントする技術を事業としているこの会社の社長からはモチベーションをコントロールるす技術について学びました。

その1つが「タイムスイッチ」

時間軸を変えて考える方法です。

例えばここから1ヵ月間、しんどい仕事の日々が待っているとします。

1日、1週間、1ヵ月という単位で考えると、大変な気持ちになりますが、一生の間のたった1ヵ月と考えてみたらどうでしょう。

または、日本人2000年の歴史からするとほんの一瞬の出来事ですよね?といった視点で考えると、短期的な視点で考えていた時よりもなんだか気が楽になりませんか?

このように時間軸を長くして考える事で、物事の見方を変える方法です。

2つめが「ズームスイッチ」

視点・視界を変えて考える方法です。

就活でなかなかうまくいかないというのがあなたにとっての問題かもしれません。

でも、宇宙から見たらそのあなたの問題ってどれぐらいの大きさなんでしょうか。

人類80億人が抱えている様々な問題のうち、あなたの就活が上手くいかないという問題はどれ程の問題なのでしょうか。

このように視点を大きく拡げて考える事で、問題の見え方が変わります。

この考えは、その後のストレス社会人生活を乗り越えていくために非常に役に立った考え方です。

「全然営業上手くいかん!」

「…でも長い社会人生活、最初から上手くいったら面白くないよね。後々後輩ができた際に色々語れる経験ができてるからいいよね。昔は俺も上手くいかなかったんだよ、ってね。」

そんな風に考えられるようになったのもリンクアンドモチベーションの社長の話を聞けたからだと思います。

 

今の当たり前なんて信じない、新しい当たり前に挑戦。

最後はIT系の会社の社長の話。

「今の当たり前なんて信じない、新しい当たり前に挑戦。」という言葉。

学校で色々勉強してきたけど、その全てが正しいとは限りません。

ガリレオは地動説を唱えたために迫害されていましたが、今や地動説が当たり前です。

今だって分かってない事は沢山あるはず。

「世の中の常識を疑え!」

「新しい常識をつくっていく!」

その熱い志にとても刺激を受けました。

仕事はやり抜けば必ず面白くなる

誰かがチャレンジせな世の中は変わらん

社員はいらん!仲間を求めている!

そんな熱い言葉を就活生に向けて本気で語れる社長に惚れ、こんな大人になりたいと思いました。

 

【まとめ】社長に学ぶビジネスの掟

就活生って実はめちゃくちゃいい立場です。

社会人になってから、有名企業の社長や専門家の話を聞こうと思うと、基本的にはお金がかかります。

講演会やセミナーに参加するにしてもほとんどが有料です。

しかし、就活生は企業研究という名目で企業の社長さんやエース級の社員の話などを、ほとんど全て無料で聞く事ができます。

この機会を有効に使わない手はありません。

気になった業界・気になった企業のインターンシップや企業説明会には積極的に参加して、色んな経営者の話を聞いてみましょう。

きっと今のあなたに、いや社会人になった後のあなたにとっても大事な指針になるような沢山の言葉を受け取る事ができる事でしょう。

 

今日のあなたへの質問

「成功の反対はなんだと思いますか?」

それでは今日も就職活動、頑張ってください!

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