【就活体験談⑩】内定取得(ゲット)のために必要なたった3つの考え方

遂に内定 就活のやり方

高橋歩さんの本を読んで、折れかけていた心をなんとか立て直し、再度就活を再開した若かりし頃の団長。

結果は如何に…。

新卒就活応援団長のへなちょこ就活体験談
①理系出身者が文系職に就職しても問題ないの?
②そうだ!ジャンボジェットのパイロットになろう
③就活力強化セミナーでプレゼン・リーダーシップを学ぼう
④自己分析セミナーで将来の夢を見つけよう
⑤ブランコジャンプでリーダーシップを身に着けろ
⑥社長に学ぶビジネスの掟~成功の反対は?~
⑦就活ノートの使い方~書いて思考を整理せよ~
⑧面接での大失敗~集団面接での心得~
⑨就活なんて大嫌い~就活鬱を吹き飛ばせ~
⑩内定取得(ゲット)のために必要なたった3つの考え方 ←今ココ

人材系の会社に絞り再応募

就活再開にあたり、改めて今までの就職活動を振り返ると、自分の選社軸は3つだけという事が分かりました。

そして、いいなぁと思う会社は人材系の会社が多かったです。

人材系の会社は人が商品でもあるので、働いている人もみんなイキイキしていて、自分が目指しているようなサラリーマン像に近い人が多そうだ。

そこで、人材系の会社をメインに絞って説明会に参加したり、エントリーシートを提出して、10社程、選考に進む事になりました。

そしてあと一社だけ、以前社長の話を聞いて感銘を受けた塾の会社の選考も受ける事にしました。

この中からなんとか最低1社、内定を獲ろう!

そんな気持ちで就職活動を再開するのでした。

 

A君とB君、あなたが人事ならどっちを採用する?

周りの友人達はみんな内定を持っている状態で自分だけ内定がない。

恥ずかしくてなかなか相談もできていなかったのですが、後がない僕はサークルの友人にも今の状態を相談してみる事にしました。

恥ずかしいとか言ってられない状態だったので藁にも縋る気持ちでした。

そこで友人は僕の就活の状態を聞いて、こんな話をしてくれました。

「採用担当者は何人もの学生の面接を行っている。」

「どいつもコイツもサークルのキャプテンやってましたとか、副代表やってましたとか、アルバイトしてましたとか代り映えのない話ばかり。」

「だから、サークルとかアルバイトとかの話とは全然違う事言った方がいいよ!」と。

そしてもう1つ、自分にとっては非常に貴重なアドバイスをくれました。

「例えばA君は『自分はこんな事もできる、こんなすごいところがある、自分を採用したら御社にとってこんないい事がある』と面接官にアピールしているとする。」

「もう一人のB君は『自分はこんな人生を送ってきたし、こんな性格だし、特に自慢できることもない。胸を張ってアピールできるとこはない』と言っている。」

「おまえが面接官だったらどっちの学生を採用する?」

「っていうか今のお前はB君の状態だよ」と。

僕は日本人の良いところと言えばいいところなんですが自分のPRが超苦手でした。

自分の事をすごい風に人に伝えるなんて恥ずかしい事、おこがましいという価値観がありました。

でも、初対面の人に自分を売り込む就職活動でそんな事を言っていたら勝負の土台にも乗れません。

友人からしたら自分はいいところが沢山あるし、就活で内定もらえないなんて信じられない。

内定貰えてないのは単に自分のPRが下手くそだからだというのが彼の分析でした。

自分をよく言う事は今でも苦手ですが、その時は友人の話に妙に納得して、「そっか、自分も今まで頑張ってきた事が沢山あるんだから思い切ってしっかりアピールしてみよう」という気持ちになりました。

 

2社の最終面接へ

選考に進んだ会社は面接官によっては、「この会社はなんか違うな」と思う会社もありました。

そんな時は大抵相手も同じように思ってしまうようで、なんか違うなぁと思った会社の面接は不合格になる事が多かったです。

反対に面接官と意気投合して(投合した気持ちになるように共感してくれただけだと思うのですが)、盛り上がった面接は合格になる事が多かったです。

不合格・合格とどんどん結果が出ていき、最終的に2社の最終面接に進む事になりました。

人材系の小さな会社と塾の会社の2つが残りました。

 

退路を断ってイメージできない世界へ

塾の会社は7つの習慣なども取り入れて、塾の運営をしている会社。

社長の考え方にも共感して、こんな考えの社長のもとで働けたら幸せだろうなぁと思いました。

でも、実際の仕事は塾の講師からスタートなので、なんとなく働いている姿がイメージできました。

自分も学生時代は塾に通っていたのであんな感じの仕事をするんだろうなぁと。

一方もう一社の人材系の会社はどんな仕事をするのか想像がついていませんでした。

社長も面白そうな人だったので、どうせ働くなら今の自分ではイメージできないような仕事をやってみたいなぁと思い、人材系の会社に入社しようと決めました。

そうと決まると、入社する気のない塾の最終選考に進むのは大変失礼な事なんじゃないかと思うようになりました。

そこで塾の会社の人事担当者に連絡して、今の気持ちを伝え、最終選考を辞退させてもらうようにお願いしました。

塾の担当者は「残念ですが頑張ってください」と温かい言葉をかけてくれました。

内定を2社、3社とって保険をかけるなんて別に悪い事じゃないし当たり前という感覚の学生が多いと思いますが、当時の真面目な学生時代の僕はこんな考えで自ら退路を断ってしまいました。

 

いよいよ最終選考へ

断腸の思いでもう一社の最終選考を辞退し、背水の陣で臨んだ人材会社の最終選考。

面接前に人事担当に、もう一社を辞退してきた事を伝え、「がんばってね」という言葉をかけられ、いざ最終面接へ。

社長室に入ると社長が待っていて、開口一番「内定おめどう!」と握手を求められました。

「えっ!内定?」

後から聞いた話では、最終面接というのは形だけで、それまでの選考で合否は決まっていたんだそうです。

めちゃめちゃドキドキしたのに~。

でも念願の内定をようやくゲットし、僕の就職活動はようやくゴールを迎えるのでした。

 

内定取得(ゲット)のために必要なたった3つの考え方【就職活動を振返って】

結局夏から夏まで丸一年。

合計11ヶ月間就職活動をやっていた事になります。

最初は理系の知識が活かせる仕事をした方がいいのかと思って就職活動を始めるものの、なんか合わないなぁと感じた僕はその後パイロットを受験。

4次選考の脳波検査で何度も寝てしまい不合格。

その後就活力アップセミナーに色々参加しながら、約80社の説明会に参加し、自分の選社軸を決めていきます。

しかし選考を受けていた15社全てから不合格通知をもらう事になり、意気消沈。

就活鬱になりかけるも、冒険家高橋歩さんの本の言葉に助けられ、就職活動を再開。

人材業界+塾1社に絞り、10社の選考を受け、ようやく1社内定をもらう事ができました。

自己分析や、自分のPR方法についてもっと早く分かっていれば、こんなに苦労はしなかったと思うのですが、今振り返ってもなかなかへなちょこな就職活動でした。

結局まとめると、就活で必要なのは以下の3つ

まずはしっかりと自己分析をすること

自分の長所・短所・PRできそうな経験などしっかりと振り返り言語化することが大切です。

過去の自分・現在の自分・将来の自分について自己分析をし、人に伝えられるレベルまで考えてまとめる事が大切です。

 

自分の強みをしっかりとPRすること

就活での商品は自分自身です。

「自分を買う(採用する)と、あなた(企業)にとってこんな良いことがありますよ」

と、プレゼンテーションをする必要があります。

日本人は自分の事をよく言う事に抵抗がある人が多いと思います。

でも、海外では自分をPRすることは当たり前ですし、日本の就職活動でもある程度自分のPRができないと、相手にしてもらえません。

正直自分はこの自己PR力が壊滅的に弱かったように思います。

なんなら自己PRする(自分の良いところを語る)なんて、恥ずかしいし、カッコ悪いし、いけないことぐらいに考えていました。

このメンタルブロックのせいで随分苦労しました。

あなたにとって当たり前の事でも他の人と比べると優れている事は必ずあります。

あなたは自分の事、思いっきりアピールしてくださいね。

 

相手企業について理解する

自分を売り込むためにも受験する企業の事をある程度理解しておくことは必要です。

HPやマイナビリクナビから拾える情報は一通り目を通しておきましょう。

最近はチャットGPTなんかも無料で使えるので、「●●企業の選考を受けるので、就活生として知っておいた方が良い情報を教えて!」と、チャットGPTに具体的に質問してみましょう。

僕は終活で苦労した分、今の就活生のみなさんにとって、参考になる部分もあるのではないかと思い、赤裸々に体験談を語らせて頂きました。

就活応援団長の就活へなちょこ体験談が、あなたの就活に少しでも役立てば幸いです。

あなたの就活の成功を願っています。

 

今日のあなたへの質問

「内定をもらうまで就活を頑張り続ける覚悟はありますか?」

諦めたらそこで試合終了ですよ。

それでは今日も就職活動、頑張ってください!

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